日経平均予想|今週(2026年4月6日~)のレンジとシナリオ

日経平均

先週の振り返りと今週の見立て

先週の日経平均予想はこちら

4/8(水)追加記事

先週後半の日経平均先物は、明確な方向感を掴めないまま引けた。

25日移動平均線を一時的に上抜ける場面はあったものの、その後は失速。結果として、25日線に抑えられる形で反落している。

ただし、この動きだけで弱気に傾けるのは早計だ。


日足の“大陽線”が示すもの

4月1日(水)日経平均先物ベースで日足レベルで明確な大陽線を形成

この一本は無視できない。

日足での大陽線・大陰線は、トレンド転換の起点となることが多く、今回も例外ではない可能性がある。実際、その大陽線以降は相場が崩れておらず、起点となった51,500円を割り込んでいない。

→この事実だけ見れば、上への強さは明確に存在している。


しかし下落シナリオも消えていない

とはいえ、ここで楽観に傾きすぎるのも危険だ。

地政学リスクの影響も無視できず、再び下方向へ振れる可能性も十分に残っている。

具体的には、3月23日の安値50,430円を割り込み、レンジ下限である48,000〜49,000円付近までの下落も視野に入る。


結論:今は“ニュートラル”で構えるべき

現状は

  • 4/1(水)の大陽線により上昇トレンドへ転換した可能性
  • まだ下落トレンド継続の可能性

どちらも成立する局面

したがって、今は無理に方向を決め打ちする場面ではない。
ニュートラルで構えるのが妥当だ。


判断のカギは”5日移動平均線”

今週の方向性を決める上で、最も重要なのは5日移動平均線。(以下5MA)

  • 週前半で5MAを明確に割り、終値ベースでも下回る
     → 下落または横ばいが継続の可能性が高い
     → 50,430円割れも視野
  • 割れずに推移し、底堅さを維持
     → 上昇トレンド転換の可能性が高まる

5MAは短期の攻防ラインとして注視すべきポイント。


SQ週という点

また今週はSQ日(4/10金曜日)を控えている

このタイミングはポジション調整の影響もあり、SQ前後でトレンドが出ることが多い。
方向感が一気に出る可能性もある週と見ておくべきだ。


まとめ

  • 先週は方向感なく終了
  • 日足大陽線形成により上の可能性は無視できない
  • しかし下落シナリオも依然有効
  • 現状はニュートラル
  • 判断は5MA
  • SQ週で動きが出る可能性あり

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ここまではあくまで“全体の見立て”。

ニュートラルで見ていくとはいえ、売買チャンスがないわけではない。SQ日が控えており方向感が出やすい局面に入ってきているので、むしろチャンスだと捉える。

では実際にどのポイントでエントリーしていくべきか。

その具体的なポイントを整理していく。

実際の売買戦略

先ほども申し上げた通り、現在の相場はシナリオが明確に二分される。

  • 上昇トレンドへ転換している場合
  • 下落トレンドが継続している場合

この2パターンに分けて対応する。


上昇トレンド転換シナリオ

4月1日の大陽線を起点に、上昇トレンドへ切り替わっている場合

このケースでは、押し目を待って買いで入る。

Screenshot

エントリー

5MAのやや上かつ53,000以下で買い
(4/6時点での5MAは52,730のため、5MA~53,000円は押し目の範囲と見る)


ホールド条件

5MAを割れず、5MAの上を維持し続ける限りは保有

5MAが防衛ライン


損切り

5MAを明確に割れ、5MAの上に復帰できない場合は即撤退。

4/1(水)につけた日足大陽線の上昇トレンド転換サインが否定されたことになるためだ。

特に日足終値が5MA以下であったり5MAの下を維持する形だったら弱い形。

→ダラダラ持たずに損切りすべき


利確目標値

以下のいずれかで判断。

  • SQまで保有(5MAの上を維持するなら)
  • 日足ボリンジャーバンド(17日)+2σ付近

→利確目安:55,000〜56,000円


下落トレンド継続シナリオ

5MAの下で日足終値を付けた場合、下落トレンド継続と判断。

この場合は売り目線に切り替える。

Screenshot

エントリー基準

戻りを待って売りエントリー

ポイントはいったん53,000付近までの戻りを待つことだ。

  • 5MA付近(反落狙い)
  • トレンドラインの上限(オレンジのライン)

→エントリー目安:53,000円前後

※ただし下落がかなり強くなる場合、5MAまで戻ることなくそのまま下げ続けることがある。


損切り

53,500円付近(25MAやトレンドライン)を明確に超えたら撤退。

→こうなった場合はSQ通過までは大きな動きが出ない可能性が高い。横ばい継続が濃厚


利確①(第一目標)

3/23安値:50,430円付近

→一旦ここで利確を検討


利確②(第二目標)

50,430円を明確に割れた場合

→下のトレンドライン付近:49,000円付近までホールド


判断補助(重要)

15分足などの短期足で下落の勢いを確認

  • 50,430手前で反発が強い → 利確
  • 割れて下げ継続 → ホールド

状況に応じて柔軟に対応する


まとめ

  • 4/1(水)に上昇トレンド転換した可能性があるためまずは5MA付近での反発狙いの押し目買い
  • 一度5MA以下で終値を付けてしまった場合は下落トレンド継続なので5MA付近で反落狙いの戻り売りを狙う。
  • 分岐は「5MAを割るか維持するか」
  • 利確は節目で段階的に判断

追記

SQ通過後の動きにも注意

もしSQ日を迎えても、
安値50,430円〜高値54,800円のレンジ内から一度も抜け出さずに推移している場合――

SQ通過直後にトレンドが発生するケースが多い。

上昇・下落どちらに振れるかは現時点では判断できないが、
このタイミングは相場が転換しやすい局面であることは間違いない。

したがって、SQを境に一方向にトレンドが出る可能性もあるという前提は、あらかじめ頭に入れておくべきだ。


最後に

買い・売りいずれのシナリオでも、
損切りは限定的に抑えつつ、利確は大きく伸ばせる構成になっている。

リスクリワードとしては非常に良い形だ。

方向感が掴みにくく、難しい局面であることは間違いない。
だが、見るべきポイントを押さえているかどうかで、結果は大きく分かれる。

なんとなくの感覚で入るのか。
それとも、条件が揃うのを待って入るのか。

その差は、そのまま損益の差になる。

個人投資家に多いのは、
上昇なら上昇、下落なら下落と決めつけ目線を切り替えられなくなるパターン。

一度持ったポジションに固執し、
気づけば逆行、さらにナンピン、そして損失拡大。

今のような方向感の出ていない相場は、
そうした動きが裏目に出る。

高値で買わされ、安値で投げさせられる。

往復で刈り取られる“カモ”が量産される局面だ。

だからこそ問われるのは、シンプルな一点。

自分のルールで動けているかどうか

感情で動けば、相場の餌になる。
条件で動けば、相場に乗れる。

今週も無理に動かず、形が揃ったところだけ入っていく。

淡々と、やるべきことをこなしていこう。

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